もう三月なので

もう三月なので、何とか外を走ろうと努力をしてみた。ところ、結構暖かかった。時間は短めで、40分くらいでそれなりにゆっくりなのだけれど、気持ちよく走ってこれた。堤防の内側の野道の端に見える枯れた木々が冬の間の寒かった頃のことを教えてくれている。木々は雪、霜で凍り付いてしなってしまい、そのまま枝を地面に垂れてしまっている。寒さに耐え抜いた幹は凛として佇んでいる。自分は閉じこもっていて寒い時期の記憶を取り戻すキーがない。凍えきった精神と神経。手足は痺れ、少し動かすだけで激痛が走る。日々の仕事をこなすことすら困難を感じながら寒さに耐えて生きてきた。小部屋と職場の移動空間だけが生活空間であった。以前から言っている人生の中の無駄な時間を今年も過ごしてしまっているのである。無駄とは人生の大部分。逆に有意義と信じて生きていても死ぬ前にそれは結局無駄であることが殆どであると知れば、これもまた耐えることが出来る。そんなものだ。。。
昨日の夕刻に走ってきたときの写真をいくつか。変わり映えはしない。